qG937

図1のように、点Aに電気量 Q 、点Bに 2Q の点電荷(Q>0)を置く。このとき、PA = PB となるような二等辺三角形PABの頂点Pに生じる電界の向きとして最も適当なものを、図1の①~⑥のうちから一つ選べ。

図 1

#センター01本試

電場(電界)というのは正の単位電荷が受ける静電気力(クーロン力)のことです。

そして、点電荷のまわりの電場の大きさは

    E = \(k\large{\frac{q}{r^2}}\)

で表されます。発振源の点電荷の大きさに比例し、距離の2乗に反比例します。

点Aの点電荷が作る電場は左図のようになります。点Aの電荷も点Pの仮想の単位電荷も正、であるので、斥力です。

点Bの点電荷が作る電場は左図のようになります。大きさは2倍です。発振源の大きさが2倍で、距離が同じなので、2倍です。

そして、電場は足し合わせることができるので、合成電場は左図のようになります。

答えはです。