モバイルバッテリーを直流電流で160秒間充電した。充電中の電流を電流計で測ると 1.0A で一定であった。この充電の間に電流計を通過した電気量は、電子何個分か。ただし、電子1個あたりの電気量の大きさは 1.6×10-19C とする。
#共テ24本試物理基礎
定義からすると 1.0A というのは1.0秒間に 1.0C の電気量が流れたときの電流の大きさです。
電子1個あたりの電気量の大きさは 1.6×10-19C なのだから、1.0C の電気量の中には電子は \(\large\frac{1.0}{{1.6×10}^{-19}}\) 個含まれていることになります。(およそ6.3×1018個)
求める個数はこれの160倍だから、
\({\large\frac{1.0}{{1.6×10}^{-19}}} × 160 = {\large\frac{{1.6×10}^2}{{1.6×10}^{-19}}} = \textcolor{yellow}{\underline{\textcolor{black}{1.0×10^{21}}}}\) 個