空気抵抗があるとき
本編の説明はすべて空気抵抗を無視したときの話でした。空気抵抗がある場合はもちろん斜方投射における物体の飛距離は短くなります。
本編で、最も遠くに飛ばすためには仰角 45° がいい、と説明しましたが、空気抵抗を考える場合はそれよりも低い角度の方が効率がいいです。
陸上競技のハンマー投げでは 40° くらい、やり投げでは 35° くらいが最も遠くに飛ぶそうです。
本編の説明はすべて空気抵抗を無視したときの話でした。空気抵抗がある場合はもちろん斜方投射における物体の飛距離は短くなります。
本編で、最も遠くに飛ばすためには仰角 45° がいい、と説明しましたが、空気抵抗を考える場合はそれよりも低い角度の方が効率がいいです。
陸上競技のハンマー投げでは 40° くらい、やり投げでは 35° くらいが最も遠くに飛ぶそうです。
本編で説明したモンキーハンティングについて、もうちょっと説明します
(物体Aの初速が遅いとき)
(物体Aの初速が速いとき)
物体Aの初速が遅くても速くても物体Bに命中します。ただし、物体Bが地面に着く前にたどり着かなければなりませんが。
一番右側の(y軸x軸の無い)アニメーションを見ていただくとわかるように、無重力下で衝突するような2物体は、重力下でも同時に落下し始めれば必ず衝突します。たとえば月面に持って行っても、衝突します。
要するにモンキーハンティングの問題というのは、落下座標に同時に乗った物体同士は、その相対位置を考えるとき、重力の影響は無視できる、ということです。*逆のことをいいますと、時間差で落下させ始めた物体同士の相対位置を考えるのは難しいです。
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