波の重ね合わせの原理
左から 1m の波がやってきて、右から 2m の波がやってきたとすると、衝突したときの波の高さは 3m になります。二つ以上の波が重ね合わさってできた波を合成波といい、その高さがそれぞれの波の高さの和になることを波の重ね合わせの原理といいます。
左図のような二つの波が衝突すると、
このような合成波ができますが、
これは単純に二つの波の高さを足し合わせただけのものです。
(このような形の波は現実には無いかもしれませんが)、波はお互い通り過ぎると何も無かったかのように元の形に戻ります。このことを波の独立性といいます。