二つの波の重ね合わせを考える。図3は、同じ振動数をもつ二つの波が重ね合わさってできた波を、ある位置で観測したときの時間変化(波形)を示す。この状態から一方の波の振動数を大きくしていったとき、波形はどのように変化するか。図4のa〜cの波形の現れる順序として正しいものを、下の①～⑥のうちから一つ選べ。
① a → b → c ② a → c → b ③ b → a → c
④ b → c → a ⑤ c → a → b ⑥ c → b → a
#センター06追試
二つの波の重ね合わせを考える。図3は、同じ振動数をもつ二つの波が重ね合わさってできた波を、ある位置で観測したときの時間変化(波形)を示す。この状態から一方の波の振動数を大きくしていったとき、波形はどのように変化するか。図4のa〜cの波形の現れる順序として正しいものを、下の①～⑥のうちから一つ選べ。
① a → b → c ② a → c → b ③ b → a → c
④ b → c → a ⑤ c → a → b ⑥ c → b → a
#センター06追試
『うなり』項で説明しましたが、二つの波の振動数のズレが大きくなるにつれ、うなりの振動数も大きくなっていきます。うなりの山が細かくなっていくということです。
こっちの図の方がわかりやすいでしょうか。
いや、こっちの方がわかりやすいか。
答えは ⑥ c → b → a 、です。
たとえば、
これが、50Hz の波と 50Hz の波の合成波だったときに、
これは 50Hz と 53Hz 、
これは 50Hz と 56Hz 、
これは 50Hz と 59Hz の合成波だったりします。