電気力線についての記述として正しいものを、次の①~⑤のうちから一つ選べ。
① 1本の電気力線上では、電位は一定である。
② 電気力線は、負の電荷から出て正の電荷で終わる。
③ 電気力線は枝分かれすることがある。
④ 電荷から出る電気力線の総数は、電荷のもつ電気量の2乗に比例する。
⑤ 電気力線が密な場所は、まばらな場所に比べて電界(電場)が強い。
#センター03本試
ほとんどのことは『電気力線の性質』に書いています。
① ×
電気力線は川上が電位が高くて川下が電位が低くなっています。電位が一定なのは等電位線です。電気力線と等電位線は直交しています。
② ×
逆です。
③ ×
ありません。
④ ×
「2乗に比例」ではなく「比例」です。
ガウスの法則により、総量 Q [C] の電荷から出る電気力線の総数は 4πkQ 本、となっています。
⑤ ○
電場(電界)の強さは電気力線の密度で表現できます。