電圧 V と電流 I の関係が図2のような二つの電球A、Bがある。
(問3)図3のように、電球Aと 100Ω の抵抗を電圧 E の電源に接続すると、回路に 0.6A の電流が流れた。電圧 E はいくらか。
(問4)図4のように、二つの電球A、Bを電圧 60V の電源に接続したとき、回路に流れる電流はいくらか。
#センター06追試
(問3)
100Ω の抵抗に 0.6A の電流が流れているのだから、オームの法則より、この抵抗に掛かる電圧は 60V 。
そして、0.6A の電流は電球Aにも流れますが、図2から読み取ると 0.6A の電流が流れるときの電圧は 40V 。
抵抗と電球は直列につながれているので、電圧はそれぞれの和となり、
E = 60 + 40 = 100 [V]
です。
(問4)
電球Aと電球Bは直列につながれているので電流の大きさが共通です。電圧に関しては、電球Aと電球Bを足したものが全体の電圧になっています。
そのような電流の大きさをグラフから探ると、0.4A のラインのところで 20V + 40V = 60V となっています。