qOCC1

問1~問4に答えよ。

(問1)次の文章中の空欄に入れる式の組合せとして最も適当なものを、後の①~⑥のうちから一つ選べ。

図2(a)のように、半径 r の円軌道上を一定の速さ v で運動する電子の角速度 ωで与えられる。時刻 t での速度 v1 と微小な時間 t だけ経過した後の時刻 t+t での速度 v2 との差の大きさはである。
ただし、図2(b)は v2 の始点を v1 の始点まで平行移動した図であり、ωtv1v2 とがなす角である。また、微小角 ωt を中心角とする弧(図2(b)の破線)と弦(図2(b)の実線)の長さは等しいとしてよい。

図 2

 

rv rv rv vr vr vr
0 rv2t v2rt 0 rv2t v2rt

 

 

(問2)qOCC2

(問3)qOCC2

(問4)qOCC2

#共テ22本試物理


等速円運動の速さ』で説明したとおり、半径 r の円軌道上を角速度 ω で等速円運動をする物体の速さ v

  v=rω

であるので、これを変形すると

  ω=vr

です。

(たとえば、半径 r = 2 [m] の円軌道を速さ v = 3 [m/s] で周回していれば角速度 ω は 1.5rad/s です。1秒間に 85.9° くらい回転するスピードです。)

 


等速円運動の加速度』で詳しく説明したとおり、

  |v2v1|=vωt

です。

この式に上述の ω=vr を代入すると、

  |v2v1|=v2rt

です。

(これを t で割った v2r等速円運動の加速度です。)

 

答えはです。