水の入った水槽に、すきまのある薄いつい立てを上部が水面から出るように置く。つい立てに平行な波面を持つ水面波を送ると、波がすきまを通りぬけ、つい立ての背後に回り込む様子が観察された。図4は、回り込んだ波のある時刻での波面を模式的に表したものである。ただし、図は真上から見た様子であり、図中の矢印は入射する水面波の進行方向を示している。
この波の代わりに、つい立てに平行な波面を持つ振動数が半分の水面波を送った。このとき観察される波面を模式的に表したものとして最も適当な図を、下の①~④のうちから一つ選べ。
#センター13本試
①、②は波長の大きく、③、④は波長が小さいことを表しています。
①、③は回り込みが小さく(回折角が小さい)、②、④は回り込みが大きいことを表しています。
波というものは、
振動数が小さくなると波長は大きくなり、
波長が大きくなると回り込みが大きくなります。
答えは ② です。